WTI原油価格連動型上場投信(1671)

投資好きの友人から、オススメされた銘柄です。
今ではすっかり手堅い投資しかしなくなった友人ですが、昔のやんちゃな血が騒いできたのか、それとも手堅いのか、自分なりに色々と調べてみようと思いました。

まず「上場投信」というのは、上場投資信託の略でETFとも呼ばれますが、証券会社等で、株式と同じように売買ができる投資信託です。詳しくは下記もご参照ください。
Wikipedia 上場投資信託

近頃では原油価格がものすごく下がっているので、投資したいと思っていても先物取引はリスクが高いな、と感じている方等はこのような原油価格に連動する投資信託を購入すると、リスクが抑えられて良いかと思います。
Wikipedia 先物取引

次にこのETF自体について調べていきます。
2015/1/23時点で、価格は3,750円、売買単位は1となっています。
日経会社情報 WTI原油価格連動型上場投信

自分がどのくらい投資したいかによって、細かい単位で購入できる点が良いと思います。また原油の値下がり局面以降、出来高もそこそこあるので、いざ売りたいときに売れないことも少なそうという点も見ておきましょう。
(ETFや普通の株式でも日々の出来高が少ない銘柄では、もし悪いニュース等があって暴落したときに数日間売買できないようなことがあり、流動性リスクといいます。出来高の少ない銘柄を購入する際には気を付けたほうが良いと思います。)

名前からして原油価格と連動して上がったり下がったりすると思われるので、この段階で原油価格が割安だと考えれば購入してしまいそうになりますが、このETFの運用方法等の情報も目論見書等で確認していきたいと思います。
シンプレクス・アセット・マネジメント WTI原油価格連動型 上場投信

目論見書内で記述があるリスクについて考えてみます。
目論見書
1.WTI原油先物価格の変動リスク
→今が安いと思えば買い、高いと思えば売る、普通の相場の考え方です。
2.為替変動リスク
→WTI原油先物価格を円換算した価格に連動しているので、円安になると価格が上がるようです。
ダイヤモンドZai Online
3.金利変動リスク
4.信用リスク
5.有価証券の貸付等におけるリスク
→上記3つは全体に対する影響が少ないと判断し、今回は無視します。
6.流動性リスク
→先ほど記載した通り
7.WTI原油先物取引の価格(円換算表示価格)と基準価額のかい離リスク
→丁寧に別資料で説明されているので、ご一読下さい。
乗り換え(ロールオーバー取引)を行う必要があるため、そのまま原油価格に連動するわけではないとのこと。自分もあまり詳細に理解できなかったので、多額を突っ込むのはしばらく値動きを見て理解できてからにしようと思いました。

ということで、他のETFと比べると信託報酬が高い(税込0.918%)ような気がしますが、それを凌駕するような原油の値上がりがあると判断するかどうか、というところでしょうか。投資のご判断は自己責任でお願い致します。

※本情報について
2015/1/25現在で、自分が調べた情報等を基に記載致しました。
情報の誤り等による不利益等が発生いたしましても、補償等は一切できませんのでご了承下さい。

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