私は松井証券に証券口座とFX口座を開設していて、たまにFXの取引を行っています。

これまで何回か取引をしてきたうえで得た、いくつかの基本的な教訓/ルールにのっとってチビチビと勝ち負けを積み重ねてきましたが、今回その教訓/ルールを無視して取引したところ、清々しいくらい負けてしまいましたので、反省と備忘の意味を込めて記載していきます。

まずは取引結果の紹介です。内面の心理を時系列順にご紹介していきます。

・8/8 10:00頃 たまたま平日休みでヒマだったのでスマホでFXアプリを立ち上げ相場チェック。そういえばトルコリラが最近最安値を更新したというニュースを思い出し、チャートを確認。最安値圏から大きく離れていなかったので、トルコリラは初めての取引だけど21.15円でトルコリラを1万単位買(LC(ロスカット)は1円で設定)。金利が高い通貨なので、1日にどのくらいSP(スワップ)が付くか楽しみ。
・8/9 8:00頃 一晩でSPが225円付いていることを確認。やはり高金利通貨は凄いな、という感想。
・8/9 23:00頃 寝ようとしていたところ、松井証券からの約定通知メールでロスカットにより決済(20.15円)されたことを知る(-10,000円+225円=-9,775円)。何となく一時的な急落だろうと考え、再度20.01円でトルコリラを1万単位買(LCは1円)設定して寝ると8/10 深夜2:00頃に約定
・8/10 15:00頃 日中、松井証券からの約定通知メールでロスカットにより決済(19.01円)されたことを知る(-10,000円+75円=-9,925円)。心が折れて終了。。。

ということで、2日で約20,000円の損失を被ったわけですが、8/10にはトルコリラは16円台にもなっていたようです。
トルコリラ/円が一時、16円台まで暴落! トルコリラ急落の震源地はユーロか!?(ダイヤモンドZai!)

とりあえず、ロスカット幅を拡げて強制決済を防ぐことはしなかったので、損失は約2万円で済みました。ナンピン買いやロスカット幅を拡げていたらズルズルと損失が拡大していたかと思うと正直怖かったです。

以下、教訓のリマインドです。ご参考になれば幸いです。

・良く分からない通貨は取引しない
→以前はユーロやニュージーランドドル等にも手を出していましたが、直近では米ドルだけに絞っていました。今回にも当てはまりますが、良く知った通貨以外は、高値/安値の感覚が分からないですし、政治的にもアメリカのニュースは良く入ってきますが、ヨーロッパやニュージーランド、ましてやトルコのニュース等は断片的なものしか入ってきませんので、そんな状態で取引するのは危険ということです。
→今回、1トルコリラ20円が節目と考えて2度目の取引を実行しましたが、トルコリラ相場は対日本円中心で動いているわけではなく、対ドルで動いているので、1トルコリラ20円というのは、相場にとってはほとんど関係のない節目だったということも反省点です。

・落ちてくる剣は掴むな
→株式投資でも言われている「落ちてくる剣は掴むな」という有名な格言。下落中にこのくらいが底だろうと思って購入すると、更に下がって損をする、というものです。「刺さってから抜け」という続きもあるように、底値を確認してから買うと良いという格言は知っていましたが、上記の情報不足な面も重なって、今回は落ちてくる剣を掴んでしまったということです。

落ちてくる剣はつかむな(初心者のための株式投資入門)

・流動性が低い通貨は危険
→今回はロスカットで指定した通りに決済されましたが、流動性の低い通貨だとロスカットを指定していても決済ができずに、かけはなれた値で決済されることがあります。最近で記憶に新しいのはスイスフランです。流動性の高い通貨で取引することは保険にもなります。

スイスフランショック(FIOLA)

・FXはスワップ狙いのものではない
→今回のトルコリラでは該当しませんでしたが、スワップ狙いでポジションを持ち続けることはかなりリスキーです。日々、為替は上下に変動していて、何かのニュースに乗じて売り買いで仕掛ける大口の市場参加者が多数存在していると推測しています。そのため、ロスカット幅を小さく設定しているとあっという間に設定した金額になってしまい、ロスカット発動(=損失確定)となってしまうため、スワップ狙いでずっと持ち続けているのは良くないと考えています。ただし、ロスカット幅を非常に大きく設定して、証拠金に余裕を持っていれば通常の外貨預金に近い形になり、そこまでリスキーではなくなるのですが、皆様はどのようにお考えでしょうか。

・ずるずるとロスカット幅を拡げない
→ロスカットに近づいてきたときに、ロスカットされないように注文を変更してしのぐやり方はオススメしません。相場は反転すると考えた時でも、いったん損失を受け入れて、再度同じ投資をしたほうが精神的に楽(重要)になり、冷静な判断ができると思いますのでオススメです。
→コンコルド効果、サンクコスト効果などと言われますが、既に発生してしまった損失を判断の材料に含めないようにすると、きっと良い結果が得られると思います。今回、自分はロスカットを拡げていたら、日中相場が気になって仕方がなかったかもしれないですし、ロスカット幅を拡げて2万円以上の損失を被っていたかもしれませんが、ロスカットを受け入れたことでスパッとあきらめがつきました。

・アツくならない、安いプライドは捨てる
→今回はロスカットのメールが届いてすぐに、次の注文をしてしまいました。この段階で冷静になってトルコリラを取り巻く状況などを調べていれば、2回目の注文はしなかったかもしれませんが、多少アツくなってしまいました。また、翌朝に友人からの忠告メールも来ていたのですが、「投資はどっちに転ぶかわからないし、儲けて見返してやるぜ!」という良く分からない感情も芽生えてしまいました。常にクールに判断が出来れば、損失は最小限になると思います。

以上です。今年はFXで負けが続いているので初心に戻ってコツコツとチャンスの時だけ取引に参加してみようと思います。

※本情報について
2018/08/12現在で、自分が調べたり体験した情報等を基に記載致しました。
情報の誤り等による不利益等が発生いたしましても、補償等は一切できませんのでご了承下さい。