不寛容の時代、分断された弱肉強食社会を自己責任で生きていく

明けましておめでとうございます。今年もマイペースで色々と書いていきたいと考えていますので、宜しくお願い致します。

最近「AbemaTV」というインターネット配信のテレビを見ることがあるのですが(主に見ているのは麻雀、ニュース、アニメ)、その中で『千原ジュニアの激論!Abemaコロシアム』 という番組がやっていました。

AbemaTV
→AbemaTVはPCやスマートフォンから無料でテレビ番組が見られるインターネットテレビ局です。

千原ジュニアの激論!Abemaコロシアム(再)(AbemaTV)
→番組概要

今の日本の格差ってアリ?ナシ?お金持ちからもっと税金を取るべき?『千原ジュニアの激論!Abemaコロシアム』(時代と寝た女)
→後半の日本の格差についての内容等

お互いの立場からお互いの主張を繰り広げていき、発言に対して点数がついていくのですが、それぞれの主張の内容よりも討論の仕方(下記)が気になりました。

1.他の人の意見に耳を貸さず、自分の意見を主張するだけの人がいる
2.反対意見があったり、議論がかみ合わないときに、(おそらく多数ではない)一部の例などを挙げて論点をずらす
3.論理的な意見よりも、声の大きい人の意見が通りやすい
4.議論をまとめずに言いっぱなしになる

そもそも無料のTV番組なので、エンターテイメント的な要素が必要なことは理解していますが、結論は出さないし見ていてスッキリしません。(Kダブシャインさん、藤田孝典さん、田辺健二さん等は、色々な意見を聞きながら論理的に話されていましたが)

テレビ朝日の「朝まで生テレビ」、NHKの「日曜討論」、国会の質疑等を見ても、メンバーと議題が違うだけで、やっていることが同じように見えるのは自分だけでしょうか。そして、そのまま身の回り(ご近所づきあいや会社の中など)にも、いつのまにか深いところまで浸透してきている気がします。

>自分の主張に対して支持してくれる仲間の代表として出ている手前、相手の意見に少しでも譲歩すると負けととられて非難されてしまう不寛容の時代。
>手厳しい反対意見を言わないお友達グループの中に戻ってくると居心地が良い。
>圧倒的に格差が広がって、お友達グループが分断されていて、お互いに交じり合わない(必要の無い)ままになる。
>勝ち組(だと思っている人)は負け組にならないようにせっせと努力(タックスヘイブンとか)。自分さえ良ければよいという空気

振り返ると日本だけではなく、イギリスのEU離脱やアメリカのトランプ大統領誕生なども同じような流れの中にあるのかと考えていますが、何となくこのままの流れが強まりつつ進んでいきそうで怖いです。降りかかる火の粉は払いのけつつ、鳩山由紀夫氏の「友愛」精神を今一度見つめ直してみてはいかがでしょうか。

友愛とは(鳩山由紀夫ホームページ)
→さすがにご本人のイラスト(ページ下部)はやりすぎではないかと思いますが・・・。

以上

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