超絶 凄ワザ!(NHK) 「真球」の回の感想

昨今、NHK(の会長)が批判されている場面を多くみますが、やっぱりNHKは良質な番組が多いと思います。
「受信料払うのが損」とか言っていた人も、自分の子供がEテレ(昔のNHK教育テレビ)にかぶりついている姿を目の当たりにして改心する、というようなことも聞きますが、みなさんはどうお感じでしょうか。

最近見ている「凄ワザ」という番組で、真に丸い球(真球)を作る回が面白かったのでご紹介します。
超絶 凄ワザ!(NHK)
・不可能を可能にする技術者の「凄ワザ」が世界を変える!

毎回、対決方式でお互いの技術を競うような構成になっているのですが、今回は日本の職人(手作業)vsドイツのベアリングメーカー(工場)という対決でした。

撮影中にアクシデント等もあったようで、当初は前後半2回の放送予定だったところを無理やり3回に引き延ばしたような感じで多少イラッとする番組構成ではありましたが、それでも最終回の対決場面では、見ているこちらも唾を飲み、手の汗を握る内容でした。結果として番組中の勝負では見事に職人が勝利したのですが、真の勝者はどちらなのだろう、と番組を観た後に考えました。

日本の職人は長い時間をかけて、2つの球を磨き上げましたが、ドイツのメーカーは工業化された中から最も良いものを選別して必要な加工を施した球で勝負するものでした。

番組中では放送が無かったので、もしかしたらドイツのメーカーも同じような手間がかかっていたかもしれませんが、そうではないとすると、パーフェクトな製品1つを時間をかけて作れる日本(値段は高い)と、ほぼパーフェクトな製品を大量生産可能なドイツ(値段は安くできる)、という構図です。モノによると思いますが、日本方式が淘汰されないようにするためには、何をしたら良いか考えてみてはいかがでしょうか。

ちなみに同じNHKですが、バラエティっぽい番組で社会問題に切り込んでいる回がありましたので、ご紹介します。
所さん!大変ですよ
・社会の片隅で起きている 小さいけれど見過ごせない“事件”の数々 その、意外な真相をあぶり出す

『「ぐるぐる」病院の謎』の回です。ご興味がありましたら是非ご覧ください。

NHKオンデマンド
・番組を見逃した方は、たいてい再放送されますが、そちらも見逃してしまった方は、有料ですがNHKオンデマンドでも閲覧できます。

以上

時事
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