自分は情弱じゃないと思っていたら・・・。

何かわからないことがあれば、検索サイトに行って調べたいキーワードを入力して検索ボタンを押せば、即座に正しい回答が表示される、そんな便利な時代になりました。

反面、自分でじっくりと考える機会は減っていませんでしょうか?検索で表示された結果が本当に正しいかどうか、考えてみたことはありますでしょうか?

インターネット上には、ありとあらゆる情報が溢れていて、色々な人の色々な考え方、主義や主張がなされています。検索エンジンは、そんな膨大な情報から、検索キーワードやその人の趣味嗜好に合わせて、もっとも適切な結果を表示してくれることになっていますが、「使い方」が間違っていると、検索結果が容易に偏ることを知っておくべきと思います。

例えば、薬の副作用が心配な場合、その薬の名前といっしょに「副作用」というようなキーワードで検索をかけると思います。もっと心配な方は、「最悪」とかのキーワードを付けてしまうかもしれません。

そのような検索キーワードを入れると、明らかに検索結果としては「副作用が心配」「飲まないほうが良い」という結果に偏ります。下の図を見ていただくと、右側の「否定的」な部分の検索結果が多く表示されます。

皆さんはそんな検索結果を見て、何かを判断してしまってはいませんでしょうか・・・。
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図では左側の「肯定的」と「否定的」な情報は半々くらいの大きさで書いていますが、ネット上では普通のことはあまりアクセスされずに読まれないため、コンテンツそのものの存在比率もセンセーショナルな「否定的」なものが多いような気がします。

検索結果が正しいと信じれば、こんなことは考えなくなると思います。それが果たして本当の事なのかどうか、自分の目で見て、感じて判断してみることは、いつの時代になっても大事なことだと思いますが、みなさんはどのようにお考えでしょうか。。。

ステマとか工作員とか、本能的に我々は嫌っていると思います。ただ検索エンジンも便利だけど使い方を理解して使わなければ、同じようなことだということを感じています。人工知能が発達してくると、未来予測が行き届いて、自分で考える必要はなくなってくるとも言われています。自己責任の世の中、道具は便利に使いこなして生きていきましょう。

P.S.以前の記事もよろしければご覧ください。
溢れる情報を賢く取捨選択すること
30年後の未来

以上

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