緊急事態宣言延長と自粛警察と憲法改正と#検察庁法改正案に抗議します

FP

緊急事態宣言は延長になりましたが、ゴールデンウィーク明け、日本の人々は徐々に動き始めたようです。休業要請や外出自粛はこれまでの全国一律ではなくなり、都道府県知事の判断で対応が分かれています。営業再開のお知らせも徐々に出てきて、肌感覚でも少しずつ経済の再開を感じています。5月8日の日経平均は経済再開の期待感から504円高と大幅高となりました。

ルールを守って営業しているお店に抗議したり、嫌がらせの張り紙をしたり、県外ナンバーの車の窓ガラスやバンパーを傷つけたりしていた「自粛警察」の方々は、制限が徐々に緩和されると自分のやっていることが正しい感が薄まってきてしまい、居場所がなくなるような気がしますが、果たしてどうなりますでしょうか。

「自粛警察」相次ぐ 社会の分断防ぐ冷静な対応を 新型コロナ (NHK)

※個人的にはパチンコ屋さんやパチンコをやる人に対する猛烈なバッシング、山梨の女性に対する猛烈なバッシングは見せしめ、さらし首のようで非常に違和感があります。それよりも、マスクや消毒液、ホットケーキミックスを買い占めて火事場で儲けている転売ヤー(中間業者を含む)や、医療従事者の家族や子供を差別したり排除したりするような人を「自粛警察」の方々が取り締まってくれれば良いと思うのですが、皆さんはどう思われますか。

対策としては今がまさに「正念場」なのかもしれませんが、残念ながら1ヶ月以上前から「瀬戸際」や「正念場」が続いてしまっていて、本当の「正念場」はいつなのか、オオカミ少年状態では、我慢や緊張感を維持していくのは無理な話だと思います。その辺りは海外のように実際の数値を示して科学的に説明すればよいと思うのですが、日本では新規感染者数が減っているということしか出ないので、緩んでしまうのも致し方なし。そして一度緩んでしまったものを再度引き締めるのは、かなり難しいと思います。

※何件PCR検査しているのかわからないので、実際の感染者が増えているのか減っているのかわからない。ひょっとしたら検査をあまりしていないだけかもしれないのに・・・。

<新型コロナ>自粛なお見通せず 「瀬戸際」過ぎても首相「正念場」(東京新聞)

連休中には、安倍首相と山中教授の対談があり、最初から最後まで見ていましたが、質問で「いつまでに」「いつごろ」と聞かれているのに、期間ではないことを答えたり、検査などに大学のリソースを活用してみては、という提言にもあいまいな返事だったり、質問と関係の薄い実績をアピールしたりと、普段の国会答弁などで意図的/戦略的にのらりくらりとしているのかと思っていましたが、どうやらそうでもなく普段からこのような感じなのかと思った対談でした。

ニコ生で語る首相に山中教授ツッコミ「1年で準備は…」(朝日新聞)

山中京大教授、検査拡充を提起 (しんぶん赤旗電子版)

山中伸弥氏が切り込んだ安倍首相の「奨学金」論 強調の「給付型」には条件、しかも大学院生は… (J-CASTニュース)

そんな新型コロナウイルスの緊急事態の中でも、憲法改正(今回のような事態にうまく対応できないから緊急事態条項を入れる→いやいや、どさくさにまぎれてやらないで。今の法律の中でもできることあるでしょう)や検察庁法改正案(国家公務員の定年と合わせて検察官の定年を上げる→いやいや、どさくさにまぎれて、内閣の判断で定年を延長させるとか入れ込まないで)は不要不急に思えて仕方ないですが、放っておくとどんどん進んでしまいそうです。

Twitterでも「#検察庁法改正案に抗議します」がトレンド1位を1日以上キープしています。国会前のデモに行くのは抵抗がある方も、Twitterで意見を表明してみてはいかがでしょうか。

「どこまで国民をばかにする」検察官定年延長法案に抗議ツイート250万超 (毎日新聞)

“定年延長”黒川弘務検事長に直撃取材 検察庁法改正で「安倍政権ベッタリ」の検事総長が誕生する (文春オンライン)

【書き起こし・前編】 国会パブリックビューイング 「緊急ライブ配信 検察庁人事への内閣介入問題」ゲスト解説:山添拓参議院議員(日本共産党)/進行:上西充子(国会パブリックビューイング代表)(2020年3月22日) note(上西充子/ Mitsuko Uenishi) →検察庁法改正案の問題点をじっくり知りたい方はこちら。

※本情報について
2020/5/10現在で、自分が調べたり体験した情報等を基に記載致しました。
情報の誤り等による不利益等が発生いたしましても、補償等は一切できませんのでご了承下さい。

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