業者の色々なサービスのDX化に必死についていく私たち ~Webチケットや自動券売機やセルフレジ、お店のWeb予約やチェックイン等~

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先日、久しぶりに東海道新幹線に乗る機会があり、行きは時間が決まっていたので券売機で紙のチケットを購入。帰りは時間が読めなかったので、同行者のオススメもあり、JR東海のスマートEXを使いました。

スマートEXとは (JR東海)

スマホにアプリをダウンロードして、アカウントを作成してメール認証などを経てパスワードを設定、チケット用のSuicaと購入用のクレジットカードを登録して帰りのチケットが購入できたのですが、その後使うこともなく、先ほどスマートEXアプリを起動してみたところ、登録したパスワードを忘れていました。(パスワードを再発行すればよいのですが)

また最近ではJRのみどりの窓口が続々と廃止されて、指定席券売機や、「話せる指定席券売機」におきかわっているが、利用客に不評という記事を多く見ます。

利用されない指定席券売機 やっぱり「駅の窓口廃止」は間違っている (ITmediaビジネスオンライン)

焼肉きんぐなどの混雑した店でも、Web予約をしておくと指定した時間でほぼ入店できて便利なのですが、Web予約ができなくて並んでいる人は、より長く時間がかかるようになっていると思われます。デジタル格差とか情弱乙とかいってしまえばそうなのですが、使いこなせない人にとっては大変な世の中になってきていると思う今日この頃です。

先日近くにオープンしたラーメン屋に行ってみたときには、入り口で食券を買いつつ順番待ちの端末でチェックインする操作が必要だったのですが、行列で順番を待っていた私は、店内に一組ずつ入る仕組みなので、前の人の操作を見て盗むこともできず、食券売り場には説明書きもなく、店員さんもいなかったので、いざ自分の番になって食券を買おうとしていたら、次の人が順番待ちの端末を操作して先に順番になってしまう事態に。店のルールを知らない自分が悪いとは思いますが、そんなに食べたかったわけでもないので、食券を買わずに退店。そして二度とこの店にはいかないと心に決めました(気が変わって行くかもしれませんが)

スマホのアプリを使おうとしてうまく使えなかったり、超混雑した店で長時間待たされたり、ラーメンの順番待ちでイヤな思いをしたり、といった体験をした人は、使わざるを得ないサービスなどを除けば、もうそのサービスやお店は使わなくなるのかな、と思います。

また、現状ではいろいろなお店やサービスで独自に頑張って作っているので、いろいろな登録方法やインターフェースがバラバラ。それぞれを利用者側が覚えて対応しなければならない点は、決してITに疎くない(と思っている)自分でも、今後ついていくのは厳しいな、と思っています。

いろいろなサービスでそれぞれのアカウントを登録したり、パスワードを設定したり、個人情報を登録することで、どこで何を登録したのかわからなくなってしまったり、個人情報が漏洩してもどこから漏れたのかわからない、というカオスな状態も気になるところです。

大混雑のお店の行列をパスできるのは効果が大きいと思いますが、100円や200円の割引クーポンをもらうためにアプリを入れてアカウントを登録して、個人情報を提供するのは労力の割にリターンが少ないかもしれません。かなり昔に、個人情報は数円か?(ポイントカード利用について考えた)という記事を書きましたが、せっせとアカウントを作って情報を提供してくれる行為は、企業側にとってはポイントや割引以上の価値があるからやっているわけで、利用者側としては賢くなるべきと思います。

とはいえ、ポイントがたまると嬉しいのでコツコツとポイントを貯めている私は、今日もおトクな情報がないかとスマホをポチポチする日々。必死に業者の色々なサービスについていきつつ、限りのある人生の時間配分も考えて生きていこうと思う今日この頃でした。

※本情報について
2024/4/24現在で、自分が調べたり体験した情報等を基に記載致しました。
情報の誤り等による不利益等が発生いたしましても、補償等は一切できませんのでご了承下さい。

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