ChatGPTとやりとりして役立つ情報をもらいつつ、未来はどうなっていくのか考えさせられた ~自分の考えをまとめていくのに良いツール~

IT

ChatGPT等の生成系AIの話題が次々と出てきていますが、皆さまは体験されましたでしょうか。私は話題になったころに、すぐに登録して少し使ってみたのですが、おすすめの観光スポットを聞いた際に、実在しない建造物を回答してきたため、そのままあまり使わなくなっていました。

ChatGPTログイン画面 (公式サイト)

アカウントの登録などは下記のサイトが詳しいようです。

ChatGPTの始め方。アカウント登録方法や利用の注意点、無料で使えるのかなど徹底解説 (Hakky)

※最近は混んでいるためログイン等も何度か失敗(都度、画面の再読み込みで復旧)します。アカウントの登録もスムーズに行かない可能性もありますのでご注意ください。

テレビでオードリー・タン台湾デジタル担当大臣がChatGPTを自分の考えをまとめるのに使っていると言っていたり、ChatGPTは日本語のやりとりよりも英語のやりとりの方が高度な回答が返ってくるとのことでしたので、再度ChatGPTを使ってみることにしました。

私は英語の読み書きがスムーズではないので、Google翻訳の力を借りました。具体的にはGoogle翻訳を開いたブラウザのタブを2つ準備し、1つめのタブでは自分が問合せしたいことを翻訳(日本語→英語)、2つめのタブではChatGPTが答えてくれたことを翻訳(英語→日本語)で、やりとりを進めてみました。

内容としてはWebサイトの立ち上げについてやりとりをしたのですが、どのように進めていけばよいかと聞けば、成功するための手順(目的を定義する、コンテンツを決定、プラットフォームの選択、サイトの設計と開発、サイトをテストする、サイトを公開する、サイトの監視と更新)を具体的に提示してくれたり、ITにあまり詳しくない人向けにはどうしたら良いかと聞けば、そのためのコンテンツ例(初心者向けガイド、ケーススタディ、インフォグラフィック(視覚的に分かりやすく伝える)、動画、Q&A)等を提示してくれました。

業務に精通している人からすれば、当たり前の回答かもしれませんが、私を含めWebサイトの構築やどのようなコンテンツを配置するかの基礎が無い人にとっては非常に有益な情報が出てくると感じました。直接人に教えを請うても、ここまで論理的に整理して答えてはくれないと思いますし、余計な(といってはなんですが)対人的なコミュニケーションも要らないので、非常に効率的に使えると思います。

ただし注意しなければならないのは、ChatGPTの回答は100%正確ではないので鵜呑みにしてはいけないこと。人と会話しているときも同じだと思いますが、ひとつの意見として取り入れる、正確さが必要な情報は裏を取る、ということが必要です。関連情報として、本ブログでも「溢れる情報を賢く取捨選択すること」シリーズで色々と書かせて頂きました。今となっては的外れなことも書いてあるかもしれませんが、ご一読いただければ幸いです。

最近、企業でChatGPTの利用を禁止する会社が相次いでいるとのニュースがありました。ChatGPTに限った話ではありませんが、クラウドサービス上に会社の機密情報を入力すると、その情報がどのように扱われているか(サービス側で情報が保存される、サービス側でAIの教育に使われる(回答としても表示される)、その他の用途にも利用される、第三者に提供される等)確認した上で、サービスを利用する、わからなければ機密情報などは絶対に入力せず、一般的な内容に置き換えて入力する、等が必要です。(無料版のDeepLやGoogle翻訳にも機密情報は入れていないですよね・・・?)

ChatGPTの利用を社内で許可すべき? 懸念される情報漏えいリスクとは (ITMedia)

最近、ChatGPTを賢くするキーワード(呪文)があるとの情報を得ました。まだ試してはいませんが、ChatGPTに対して、あなたは◎◎の専門家ですと伝えると、その分野の回答精度が上がることもあるようです。色々と試してみたいと思います。

ChatGPTを賢くする呪文 (日本経済新聞)

ChatGPTのような生成系AIの技術は、どこまで進化していくのか未知数で、末恐ろしいと思いつつも、世界を変えていく力があると感じました。Webサイト構築に関するやりとりでは表面的なことしか聞いていませんが、ものすごく役に立ったと感じましたし、今後さらに技術が進化して、完全無欠なAIが登場すると人間は何も考えなくても良くなる可能性が高くなるとも思います。

以前に書いた「30年後の未来」という記事の中にある、NHKの特番で出ていたフレーズ「進化は止まらない。もう、後戻りはできないということ」「不確かな未来へ舵を切るしかない。そこに幸せが待っていると信じて」という言葉を改めて思い出しながら、これからどんな生き方をしていこうかと考えた今日この頃でした。

※本情報について
2023/4/2現在で、自分が調べたり体験した情報等を基に記載致しました。
情報の誤り等による不利益等が発生いたしましても、補償等は一切できませんのでご了承下さい。

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