溢れる情報を賢く取捨選択すること8 ヤフコメやSNSのコメント欄には工作員がウヨウヨ!?

時事

Facebookの立憲民主党のコメント欄を見ていると、いつも同じような人が野党を批判したり、与党を援護したりしています。ヤフーニュースのコメント欄を見ても、例えば蓮舫氏が何かを発言した、というニュースに対して、条件反射のように批判のコメントが殺到しています。

こんなコメントは無視しておけば良いと思っている方もいると思いますが、「嘘も百回言えば真実となる」という言葉もあるように、そういう情報が溢れてくると、「たくさん情報が出てるから本当っぽい」と思ってしまう人や、少なくとも「自分が考えていることは本当に正しいのかな?」とか、「溢れている情報は嘘っぽいけど、調べてみようかな?」とか、思考を少し揺さぶられることもあるかと思います。それだけでも、『工作員』としてのミッションは成功していると思います。

『工作員』を調べると、WikiPediaでは「スパイ」の項目に該当します。WikiPediaから概要を引用すると、”何らかの組織に雇われて、ひそかに敵国や競争相手の組織などの情報を得て、その情報を雇い主である組織に報告する者の総称である。別の言い方をすると諜報活動を行う者、インテリジェンスの役割を担う者の総称である。ひそかに得た情報を雇い主に知らせることや、また雇い主が「敵」や「競争相手」と見なしている組織の活動を阻害・撹乱することが主な任務とされる。政治・経済・軍事・科学・技術など多岐にわたる。”、”日本では「スパイ」は主に敵側のそれを指し、味方の側のそれは主に「エージェント」と呼ぶ。日本語では、敵・味方を区別しない場合、工作員と呼ぶ”とありました。

スパイ (WikiPedia)

現在では、ヤフコメやSNSのコメントだけでなく、表示される広告や御用学者や御用ジャーナリスト、御用芸人や御用マスコミなど、様々な手段を複合的に用いて、世論を誘導しようとしている、と感じています。そして、その動きは個人個人がバラバラに動いているわけではなく、ある程度のまとまり(集団/組織)として動いているようにも思いますので、自分としては冷静に、客観的に、事実をもとに判断していきたいな、と思っています。

コメント欄でご活躍されている方々の特長を、私の独断と偏見で、勝手に以下のように分類させて頂きました。

【共通】記事やニュースに対するコメントの反応が早い、欠かさない → 常に監視している?

【タイプ①】ひたすら悪口、相手を貶める役割の人 → 過去の言動や、失敗などを何度でも蒸し返すなどして、とにかく相手を悪く言う

【タイプ②】論点をずらす役割の人 → 野党は批判ばっかりで時間の無駄とか対案を出せとか、別のニュースを持ち出して、目の前の問題から話をそらそうとしている

【タイプ③】クリンチ的な役割の人 → 批判している人の類似する課題や問題点などを指摘し、批判されている人同じ低レベルの土俵に引きずり込み、批判していること自体の影響を弱める

【タイプ④】乗っかる人 → 意見に対して「いいね」を押したり、返信コメントや新しいコメントを書いて多数派を形成する、多数の意見を演出する(実際の人数は少ない)

【タイプ⑤】フェイクニュース/信憑性の低い記事を作る人 → 上記の①~③に使われるような、アクロバット擁護的な記事を作成

人が行動する際には、何かしら目的や動機があると考えています。このようなコメントをしている人たちは、何のためにやっているのか、考えてみれば色々と見えてくることがあると思います。ヤフコメでは、発言者の名前をクリックすると、過去のコメント等も見ることができますので、どのような人か判断する材料になります。Facebookでも発言者の名前をクリックすると公開された情報にはアクセスできますので、アカウントの作成時期(昨日今日作成されたアカウント)だったり、友達数やプロフィール写真や過去の言動でどのような思想をお持ちか判断できる材料はあります。

見ず知らずの匿名の人が言っていることは、話半分で疑ってかかるべきです(言ってしまえば、このブログもそうですが・・・)。また有名人が言っていることも、どんな意図があるのか考えてみましょう。あとは自分が見たり聞いたりした情報をもとに判断していく、なかなか実践は難しいことだと思いますが、リテラシーを上げていかないと、好き勝手やられて苦しむのは一般の人だと思います。

そんな中で、国民一人一人が政治に対して持っている一番の武器は投票権です。いくら大人数のデモをしても、秘書が逮捕されても、居直られてしまうと政治家は辞めませんが、選挙に落ちれば政治家はタダの人。政治家にとっての優先事項は選挙なので、当選するためには努力を惜しまないはずです。現在は投票率が低く、組織票を固め、選挙によく行く高齢者層に優しい政策をすれば当選できる状況なので、組織と高齢者に手厚い政策になっていますが、若者の票が取れないと勝てない状況になれば、きっと若者向けの政策を実施するはずなので、とにかくコロナ禍でもなんでも、選挙に行ってください。投票率が上がるだけでも、国民は見ているぞ、という緊張感が生まれると思います。

いったん当選してしまえば何があっても「その指摘はあたらなかったり」「質問に対して違うことを棒読みで回答したり」「責任を痛感するだけで何もしなかったり」「嘘の答弁を繰り返したり」「改ざんしたり」を、私たちは何度も目の当たりにしてきました。オリンピックについて、わけのわからないことを発言した人や政党は、オリンピック以外のことでもわけのわからない理屈で動いていると思いますので、次の選挙で落選して退場していただけるように、みんなで投票しましょう。

オリンピックが終わった後も交通規制で大渋滞。この渋滞の恨みは忘れない。

巷で言われている野党はバラバラで政権は任せられない、というような情報も、ひょっとしたら工作員が発している情報ではありませんか?考えて投票するのはあなたです。昔のオバマ大統領の「Change」ではありませんが、一度「変えてみよう」というのもアリではないでしょうか。闇に葬られようとしている隠蔽や改ざんの闇を徹底的に検証するには、変えることが必要だと思います。

※本情報について
2021/8/22現在で、自分が調べたり体験した情報等を基に記載致しました。
情報の誤り等による不利益等が発生いたしましても、補償等は一切できませんのでご了承下さい。

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