「テロとの戦い」に勝つことはできるのか

「自爆テロによる死傷者が○○名」というようなニュースは、連日どこかの国で発生するようになってきており、もはやいつ日本で起きてもおかしくないと思っている今日この頃。

あまり人の多いところに行かない以外に気を付けようにも何もできないのですが、このような状況が収束する日は来るのかと考えると、今のように「テロとの戦い」を続けていく以上、限りなく負の連鎖が続いていってしまうのではないかとしか思えない今日この頃。

感情や意思、コミュニケーション手段を持たないエボラウイルス等であれば、薬の開発だけでなく隔離等の政策によっても封じ込めることができるかもしれませんが、憎しみの感情や復讐の意思を持ち、世界中とコミュニケーションが取れる人間を封じ込めることは物理的にも倫理的にも不可能だと考えます。

「悪い奴は懲らしめる」「悪い奴は殺しても良い」という考え方は、その中の「悪い」を何をもって誰が決めているか考えないと一方的な価値観の押しつけでしかない上、相手も同じ考えだったら話し合う余地無し、争いにしかならないと思いませんか。

理想論、机上の空論と言われるかもしれませんが、お互いの価値観を認め、尊重しあうことで話し合いにより問題の原因が解決し、争いが無くなることを切に願います。日本はどちらかの側に味方して軍事力を行使するのではなく、中立的な立場で平和主義を掲げて争いを収めるような動きになるにはどうしたらよいか考えていきたいと思っています。

自分だけ良ければよい、自分は勝ち組、人を蹴落としても良い、ダメなやつは自己責任、というような考え方や行動が、格差を生み、負け組の怨恨を生み、テロやトランプ候補支持の基盤になっているのではないでしょうか。。。

以上

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