「大多数」の意見を疑ってみる

最近ブログやツイッター上で誰かが発言をすると、『コメント欄に批判殺到』→『発言した人謝罪』→『アカウント閉鎖』など、炎上してニュースになっているのをよく見かけます。

以前の記事でも少し書きましたが、「コメント欄に批判を殺到させている人」っていうのはいったい誰なのか興味があります。
1.本当にいっぱいいるのか?→実際にはごく少人数の人や偏った考え方の人たちの集まりが、匿名や偽名、アカウントを複数操って大量に書いているだけではないのか。
2.その批判は真っ当なものか?→全体の発言のうち一部分のフレーズだけを取り上げて、いかにも『悪』というような感じに仕立てて、人を陥れようとしていないか。本質を見誤っていないか。
3.全然関係ないのに騒いでいないか?

※そういえば、子供「みんなが○○持ってるから買って」→親「みんなって誰?」→子供「A君とB君・・・だけ」→親「・・・」っていう話がありましたが、簡単に言えば同じ話です。

・以前の記事
溢れる情報を賢く取捨選択すること2
→「ヤフコメはひどい」? 「Yahoo!ニュース」のコメント欄、投稿者は男性が80%以上、40代が突出

また、炎上が次々と起きるせいか、あるいは日本国民が少し前のことは気にしない潔い(=すぐ忘れる)からか、情報が溢れすぎて悪貨は良貨を駆逐する状態だからか理由は明確ではありませんが、だいたいが一過性ですぐにお茶の間の話題からは消えるけど、何か炎上した人の悪いイメージだけが残る、後で理由を聞くと至極真っ当だったのに名誉が回復されにくい、という『やられ損』な感じになっているように思います。

・以前の記事
ベッキーとSMAPと安保法案(や株価急落などの身の回りのこと)
→ベッキーはどうなってしまったんでしょうか。。。

<一連の流れ>
1.「一部の人が騒ぐ(悪意あり/なし)」→2.「「いいね」「シェア」で拡散(悪意あり/なし)」→3.「炎上拡大」→4.「ネットでニュースになる」→5.「本人謝罪」

上記の1.の人が誰なのかが良く分からないし、何のためにやっているか目的もわからないうちは、安易に「いいね」や「シェア」等をしないようにしています。善意かもしれませんが、結果として加害者になっているかもしれませんので。
1.の部分が上記の「ヤフコメはひどい」?のような現状に不満を持ったオッサン達が憂さ晴らしでやっているのでしたら、無視すればよいのですが、国家権力や大手の広告代理店等が1.を利用していると知らないうちになんとなく厳しい状況になっていくと思います。インターネットの実名利用や、ビッグデータによる解析等で、煽りやステマのような悪質なものは淘汰されていくかもしれませんが、しっかりと誰が何のためにやっていて、誰が得をして誰が損をするかを考えて一人一人判断しましょう。

P.S.別件ですが、普段思っていたことに合致する記事を見つけましたのでご紹介します。
安倍氏の答弁は不誠実 危険な独断専行(湯沢平和の輪)
国会の答弁などで、聞かれたことに全然答えず、話をすり替えたり、民主党の頃より良くなっている、対案を出せ等と逆ギレしている姿をイヤでも見せつけられます。そんな答弁なのに国民に理解が深まるよう丁寧に説明していると思っているフシがあるので、勘弁してほしいと思うのは自分だけでしょうか。。。

以上

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