『喉元過ぎれば熱さを忘れる』、ということわざがありますが、最初に「危険」「問題がある」と思っても、ある程度の期間何も問題が起きなければ段々と忘れてしまう習性があります。

最近だと「特定秘密保護法」、少し前では「著作権法改正(ダウンロード違法化)」「通信傍受法(盗聴法案)」が騒がれましたが、時間の経過とともに取り上げられることが少なくなっています。。。いろいろ書きたいところですが、このような社会をバッサリ斬る内容は改めて後日書くことにして、今回は身近な内容です。

TポイントカードやPontaカード等、自分も使っていますが、なぜ買い物をしてポイントカードを出すとポイントが貰えるのか考えたことはありますか。クレジットカードで買い物をした際に付くポイントは、小売店がカード決済手数料を負担しているので、それがポイントの原資となっていると思いますが、ポイントカードでは「どのような属性の人が、いつどこでどんな買い物をしたか」という情報を企業がポイントを支払って集めている、という仕組みになっています。
※電子マネーは上記のハイブリッドな感じでしょうか。

果たして、もらえるポイントが自分が提供している個人情報の内容に見合っていますでしょうか?
ポイントカードを出して買い物をするということは、個人情報を提供しているということです。
例えば「東京都○○区××に住んでいるAさんは月曜から金曜の平日は毎日12時10分に、コンビニ△△店で108円のおにぎり2個と108円の1リットルのお茶を買っている」というデータがバッチリ記録されているわけです。合計324円なのでもらえるポイントは3ポイント(=3円相当)でしょうか。しかも「限定商品には飛びつく人」とか「賞味期限が近くても値下げしたら飛びつく人」とか「ポイント10倍だと飛びつく人」とか「ガンダムだと飛びつく人」とかもデータとして保管されているかもしれないと思うと夜も寝られません。
※決して自分のことではありません(笑)

ましてや、TポイントやPontaカード等は提携している企業も多く、色々なお店で使えるのでポイントも溜まりやすく使いやすいですが、ともすれば一日の行動が筒抜け、ということでもあります。
『塵も積もれば山となる』、ということわざの通り、わずかなポイントでもいつの間にかまとまった金額になっていて「ラッキー」と思うこともありますが、自分のデータがどのように使われるのか、規約などで確認してみることも必要ではないでしょうか。前回の記事(クラウドサービスの利用について考えた)でも記載した内容と被りますが、内容を理解した上で賢く使う必要があると感じています。

Suicaの本質は“誰何”-JRスイカ売りの何が問題か-
http://blogos.com/article/77320/

T会員規約(Tカード)
http://www.ccc.co.jp/customer_management/member/agreement/
各種届出書について(「個人情報保護法に基づく請求」についての届出書等)
http://www.ccc.co.jp/customer_management/download/index.html

Ponta会員規約(株式会社ロイヤリティマーケティングの規約です)
http://www.ponta.jp/c/rule/
個人情報の取扱いについて
http://www.ponta.jp/c/privacy/index2.htm

Suicaポイントクラブ会員規約
http://www.jreast.co.jp/suicapoint/rule/

以上