要請・お願い+事なかれ+同調圧力・バッシング=アカルクナイミライ

時事

コロナウイルス対応は最優先でやらないといけないと思いますが、その中の対応を見ていると、このままでは日本の未来は明るくないな、と思ったのでつらつらを書いてみます。

政府や知事等から、学校の休校や大型イベントの自粛、外出を控える等の「要請」や「お願い」があると、自治体や企業は驚くほど素直に従うような感じがします。→従わずに感染者が出てしまったりすると責任を問われたり、企業のイメージが低下したりするので、従わない方がリスクが高い[事なかれ]

先日、K-1が色々な対策をした上で、「要請」「お願い」を聞き入れず反して大会を開催したところ、猛烈なバッシングにさらされてしまいました。→みんな我慢しているのにあいつだけ従わないのはけしからん[同調圧力][バッシング]

学校の臨時休校によって仕事が出来なくなった場合に、会社員の場合は企業に8,330円/日が助成されるのに対して、フリーランス(個人事業主)の方には一律4,100円/日と半額以下だったり、 イベント自粛要請等で収入が減ったフリーランスには所得補償はなかったり。

そんな中で、フリーランスの方が不公平だ、と声をあげると「そんなリスクも考慮していないお前が悪い」「儲かっているときのことを忘れて図々しい」「自己責任」等と言われてしまう始末 [同調圧力] [バッシング]

「要請」や「お願い」は法的根拠がないと言われていますが、実態としては強制に近い効力を発揮しています。

自分としては、本当にやってほしい、強制したいことについては、まず法律などをきちんと整備した上で「要請」や「お願い」ではなく「命令」「指示」として実施すべきだと思います。「要請」や「お願い」について、自分の判断(例えば自粛すると自分が破産してしまう等)で、やる/やらないを決めることができるのが普通だと考えますが、いかがでしょうか。

もし、緊急を要する場合でも専門家の意見を聞き、どのような形でそうすることになったのか等の記録を残し、影響に対する対策等をした上で、「要請」や「お願い」をやっているなら、その過程もみて自分の判断が変わるかもしれないですが、先般の全国の臨時休校「要請」は、外国からの入国制限等もしないうちに、思い付きのような形で急に発表されて、みんなが大混乱したことは記憶に新しいと思います。

都合のいい「要請」国民に圧力 判断の丸投げ長期化、責任は負わず (西日本新聞)

今回の件で、日本の未来が明るくないと考えた根拠は以下の2点ですが、皆さんはどのようにお考えでしょうか。

1.溢れる情報を整理して、自分の頭で考えて行動しているか

世の中には色々な情報が溢れていますが、自分で情報を取捨選択して、他人の意見に流されず、自分で判断することが必要な時代になっています。Yahoo!ニュースでは、政府に批判的なニュースには批判のコメントが殺到したり、政府を擁護するコメントが溢れたりしていますが、それはコメントすることで利益を得る団体の組織表かもしれません。色々な情報は、まず疑ってかかってみるくらいが良いのかな、と考えています。

溢れる情報を賢く取捨選択すること2 (サイト内記事)

2.様々な意見をいつでもどこでも誰でも言えるか

上記のK-1大会の件やフリーランスの方の件なども含め、同調圧力やバッシングなどで発言を封じ込めたり、異論や反論を許さないような社会になってしまうと、今後は息苦しく、発展もしないような未来になってしまうのではないかと危惧しています。 様々な意見をいつでもどこでも誰でもいえる、聞く方は色々な価値観を受け入れる環境を維持することが必要だと思います。

※本情報について
2020/03/28現在で、自分が調べたり体験した情報等を基に記載致しました。
情報の誤り等による不利益等が発生いたしましても、補償等は一切できませんのでご了承下さい。

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