【2023年IPOまとめと2024年IPO展望】トータルではプラスだったけど、IPO新ルールの影響で今後は不安 ~SMBC日興証券のIPO優遇特典のため株式移管でステージアップへ~

FP

2023年のIPOは7勝3敗(家族の口座を含む)で、トータルプラスで終わることができました。前半にiSpaceや楽天銀行が当選してイケイケでしたが、後半は公募割れもチラホラ。2023年6月からIPO成り行き注文の禁止、2023年10月からのIPO公募価格新ルールにより、初値高騰しにくく、公募割れしやすくなった感がありますが、2024年も引き続きIPO相場やルールの変更には注視しつつ、コツコツ申し込むスタンスを継続していこうと思います。

2023年10月からIPOのルールが変わります【日程・公募価格・売出株数】 (やさしいIPO株のはじめ方)

IPOの抽選は証券会社毎にルールが異なりますので、それぞれに合った準備をすることでIPOに当選する効率がアップします。今回はそこそこコンスタントにIPOが当選しているSMBC日興証券でIPO優遇特典を狙ってみることにしました。(ダイレクトコース限定となります)

【ダイレクトコース限定】IPO優遇特典 (SMBC日興証券)

ざっくりいうと、SMBC日興証券内の3か月間の平均資産残高に応じて4段階のステージが設定され、IPOに当選する可能性がアップする、という仕組みです。現金を証券会社に入れれば達成できるのですが、そもそも無いですし、資金効率もよくないので以下の対応をしました。

  1. 他の証券会社の特定口座の株式をSMBC日興証券に移管
  2. 三井住友銀行のバンク&トレードを設定(ついでにOliveに移行)
  3. コツコツdポイントで投資して資産残高を積み上げる

<1.他の証券会社の特定口座の株式をSMBC日興証券に移管>

特定口座で保有している株のうち、配当が多いものは新NISAに引っ越し、配当が少ないもの(主に株主優待がメインのもの)はSMBC日興証券に移管することで、新NISAの枠を確保しつつ、SMBC日興証券の資産残高を増加させます。移管元と移管先の証券会社の名義が同じであれば、(私が移管手続きをした証券会社では)移管の手続きは結構簡単でした。株式の取得価格もそのまま移管されますので便利ですが、移管可能なのは一般口座から一般口座、特定口座から特定口座のみとなります。NISA口座から特定口座、特定口座からNISA口座への移管などはできませんのでご注意ください。(その場合は元の口座で株式を売却し、新しい口座で株式を購入してください)

他の証券会社へ株式を移し替えるにはどうすればいいですか。 (松井証券) →Webサイトで書類をダウンロードし、記入して返送します。宛先ラベルを印刷して貼り付けると切手不要で送付できます。

預けている国内上場株式(ETF、REIT含む)を当社から他社へ移管するにはどうすればよいですか? (マネックス証券) →ログイン状態で資料を請求すると、返送用封筒といっしょに書類が郵送されてきますので、必要事項を記入して返送します。2024/1/10時点で混雑しているため移管には時間がかかる旨の連絡がありました。

株式を他社からSMBC日興証券に預け替え(移管)するにはどうすればよいですか。 (SMBC日興証券) →機構加入者コード、加入者口座コードはログインした後の口座情報ページで確認できます。移管手数料当社負担サービスがありますが、そもそも松井証券やマネックス証券からの出庫は無料でした。

<2.三井住友銀行のバンク&トレードを設定(ついでにOliveに移行)>

昔作っていた三井住友銀行の銀行口座がほぼ放置されていたのと、三井住友銀行の外貨定期預金金利が高水準になっていたので、この口座にお金を入れることでSMBC日興証券の資産残高に反映されるバンク&トレードを活用することにしました。

バンク&トレード (SMBC日興証券) → 三井住友銀行でインターネットバンキングを登録していれば、オンラインで設定完了できます。三井住友銀行とSMBC日興証券の間で情報が相互に連携されることになりますので、その点はご留意ください。

ついでに少し前に高ポイント還元で話題になっていたOlive口座を開設しました。既存の三井住友銀行口座の通帳は無効になりますので、通帳が必須な方は申し込みしないでください。メリットだけでなくデメリットもあるようなので、こちらは良く理解した上で判断いただければ幸いです。

Olive (三井住友銀行) → 様々な口座開設キャンペーンを実施していますので、条件達成でポイントをザクザクGetしていただければと思います。既に三井住友銀行の銀行口座をお持ちでOlive口座を開設したい方は、定期的にキャンペーンをしているようですので、そのタイミングで申し込みいただくのがおすすめです。

パーソナル外貨定期預金 (三井住友銀行) → 米国の金利低下に伴い、直近では少し金利が下がりましたが、1年定期が5.3%(税引前)に設定されていました。ソニー銀行から三井住友銀行に米ドルを送金し、そのまま外貨定期預金を設定しました。外貨定期預金の残高も、きちんとSMBC日興証券の資産残高計算に反映されていましたのでご安心ください。

外貨預金について、現状の円安から円高になりそうなときに円で米ドルを買うのは躊躇するところです。ソニー銀行の外貨普通預金から三井住友銀行の外貨普通預金に米ドルで送金をすることで為替リスクの対応をしました。準備としては三井住友銀行側で外貨普通預金口座の開設(5,000円分のみ米ドルを購入)しておき、ソニー銀行から送金した米ドルが到着した段階で、外貨定期預金を契約しました。

ソニー銀行からの外貨送金 (仕向け送金) → 外貨の送金は非常に手間がかかるイメージでしたが、ソニー銀行からの送金はスムーズでした。(自分の口座向けの送金で、かつ金額も少なかったからかもしれませんが)事前に送金先の口座を登録しておくと、ソニー銀行側で審査が行われ、問題がなければ送金が実行できる、という流れになります。ただし、行き(ソニー銀行→三井住友銀行)は良かったですが、帰り(三井住友銀行→ソニー銀行)はメチャメチャ手続きが面倒ではないかと思う今日この頃。またそのときに考えます。

<3.コツコツdポイントで投資して資産残高を積み上げる>

日興フロッギーの記事を読んだり、dヘルスケアアプリ(最近ハズレ(0ポイント)が多いですが)を使ったり、dポイントアプリの毎日くじを引いたりしてコツコツためたdポイントを、日興フロッギーでコツコツ投資に回しています。株価や為替の変動でステージ判定金額を下回らないように、少しずつ資産残高を増やしていこうと思います。

dポイントサービス (SMBC日興証券) → 期間限定ポイントも投資に使えるので便利です。日興フロッギーの記事も参考にさせてもらっています。

※本情報について
2024/1/14現在で、自分が調べたり体験した情報等を基に記載致しました。
情報の誤り等による不利益等が発生いたしましても、補償等は一切できませんのでご了承下さい。

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