ソニー銀行で外貨預金を毎月コツコツ1か月外貨定期預金にしているが、3か月とか6か月定期の方が得だったか検証

FP

アメリカのインフレ対策としての利上げ政策によって、アメリカドルの外貨預金の金利が徐々に上がってきています。(先ほども0.75%の利上げが発表されました)。今後もしばらくは利上げを続ける見込み(利上げ局面)とのことですので、セオリー通り長めの期間(1年以上)の外貨定期預金にはせず、短期(1か月)の外貨定期預金を毎月コツコツと設定してきました。

しかしながら、ソニー銀行の外貨定期預金の金利は、1か月の金利は3か月のや6か月の金利と比べるとかなり低く、現状(2022/9/22時点)では1か月の金利が1.1%、3か月の金利が1.7%、6か月の2.0%となっています。

金利一覧 外貨預金(ソニー銀行)※金利は毎日更新されます。

要約すると、1か月の金利が徐々に上がっていくことはわかっているのですが、その1か月の金利上昇幅によって、その後の1か月定期を複数回(3か月もしくは6か月)預けた場合の平均金利が、最初に月に3か月定期(もしくは6か月定期)にした場合の金利を上回っているか、という話になります。

1ヶ月定期と3カ月定期の金利差が大きいので、実際に得だったのか損だったのか、検証してみたいと思います。

外貨定期預金(インターネット銀行 円 定期預金 金利比較blog)

左側は【1ヶ月定期】です。※私が実際にコツコツ預け入れた日と適用金利(キャンペーンやステージによる上乗せ金利等は除外) → 右側は上記サイトで近い日のソニー銀行の金利を調べて、3ヶ月定期と6カ月定期の金額を記載しています。

  1. 2022/04/07 0.2% → (2022/04/08調べ) 3ヶ月定期 0.45%、6カ月定期 0.75%
  2. 2022/05/08 0.35% → (2022/05/06調べ) 3ヶ月定期 0.5%、6カ月定期 0.85%
  3. 2022/06/09 0.65% → (2022/06/10調べ) 3ヶ月定期 0.8%、6カ月定期 1.15%
  4. 2022/07/10 0.80% → (2022/07/08調べ) 3ヶ月定期 1.0%、6カ月定期 1.5%
  5. 2022/08/10 1.00% → (2022/08/12調べ) 3ヶ月定期 1.3%、6カ月定期 1.85%
  6. 2022/09/12 1.00% → (2022/09/16調べ) 3ヶ月定期 1.55%、6カ月定期 2.0%

ということで、実際の私のコツコツ預け入れた平均金利は以下となります。

  • 1.~3.(2022/04~ 3か月間) 0.4% < 0.45%
  • 2.~4.(2022/05~ 3か月間) 0.6% > 0.5%
  • 3.~5.(2022/06~ 3か月間) 0.8167% > 0.8%
  • 4.~6.(2022/07~ 3か月間) 0.9333% < 1.0%
  • 1.~6.(2022/04~ 6か月間) 0.6667%  < 0.75%

ということで、「圧倒的に3か月や6カ月にしておいた方がトクだった!」と考えていたのですが、ここ半年だけで言えばまちまちの結果で、その差も対して大きくなかったことがわかりました。

期間が長い定期の金利は、ある程度将来を見越した金利になっているので、現在のような金利上昇局面(想定外のことが起こらない状況)では、差が出ないのかもしれません。しかしながら、しばらくすると金利が頭打ちになり、下落していく局面になっていくと思いますので、それまではコツコツと1ヶ月定期か3か月定期を続け、下落となりそうな段階で、ある程度期間の長い定期預金にしようと考えています。

※ただし、住宅ローンの変動金利から固定金利への借り換えが難しい(固定金利の方が先に上昇していく)のと同じで、いつから下落していくかは読み切れないと思いますので、「頭とお尻はくれてやれ」の格言のように、自分でポイントを決めて対応するしかない、とも思います。ご参考になれば幸いです。

※本情報について
2022/9/22現在で、自分が調べたり体験した情報等を基に記載致しました。
情報の誤り等による不利益等が発生いたしましても、補償等は一切できませんのでご了承下さい。

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