【マカオ】マカオ旅行記2016GW ～5.ブラックジャックを追求してみる～

マカオ旅行記は今回で最終回となります。最終回はカジノに関する記事を書きたいと思います。
今回のマカオ旅行の主目的はカジノ。これまでマカオやラスベガス、オーストラリア等でカジノを訪れてきましたが、今回のマカオ旅行でカジノをいったん打ち止めにするという強固な意志をもって、マカオ旅行を予約しました。（日本にカジノが出来たら行くかもしれませんが・・・）

これまでの通算成績は正直けっこうなマイナスでした。最後くらいは勝利して良い思い出として残しておこうと思い、可能な限り勝利にこだわる戦略を練って決戦に臨みました。この記事はそんな漢の記録となります。何か参考にしていただければ幸いです。

＜目次＞
1.目次&準備編
2.ローローラー向けホテル＆カジノ 金龍酒店(ゴールデンドラゴン)
3.SIMフリー端末(NEXUS5)で、マカオのプリペイドSIM(CTM) ※この記事です
4.カジノバス(シャトルバス)も良いけど普通のバスも使えます(マカオパス)
5.ブラックジャックを追求してみる ※この記事です

１．勝負するゲームを選ぶ
　日本でのパチスロの経験を活かそうと、カジノでは当初スロットマシンばかりをやっていました。しかしながら、機械が相手で長時間勝負をしていると、ほぼ負けに収束していくことに、ラスベガスで大敗した後に気づきました。あと、カジノのスロットマシンに対して、日本のパチスロの経験はあまり役立たないことも学びました。何か似てるだけです。

　ということで、カジノで勝ちやすい（≒勉強すれば勝率が上がる、ルール的にプレイヤー側がそんなに不利でない等）ゲームを探してみると、どうやら「ブラックジャック」が良いらしい、という結論に達しました。色々なサイトに書かれているので読んでみて下さい。

２．勝率を上げる勉強をする
　ブラックジャックには、「ベーシックストラテジー」という確率に基づいた振る舞い方（3枚目のカードを引くか引かないか等）があります。まずはこの「ベーシックストラテジー」を覚えることから始めました。

＜参考サイト＞
ブラックジャック初級講座（ラスベガス・カジノホテルの完全攻略法）

３．シミュレーションをする
　Androidのアプリで、コロプラ社の出している「カジノプロジェクト」というゲームアプリがあります。少し前にカジノ法案の盛り上がりに合わせてリリースされた感じでしたが、カジノ法案は・・・。
　カジノのゲームがけっこう忠実に再現されていて、ブラックジャックも練習になると思います。スプリットのルールは無いですが、これでベーシックストラテジーの確認をされてはいかがでしょうか。
東京カジノプロジェクト公式(コロプラ)

４．言葉の壁を超える
　ブラックジャックでは、基本的に何もしゃべらなくても良いのですが、選択肢が発生する場合や間違った動作をしたとき等はディーラーから話しかけられることがあります。自分の場合は「イーブンマネー？」と話しかけられて、意味が分からず右往左往したので、しっかりとルールを覚えて、動揺しないようにしましょう。もしくは英語ペラペラで望むのもアリです。

※イーブンマネー：自分にBJが成立しているときに、ディーラの手札がAもしくは絵札の場合、イーブンマネーで「YES」と答えると、その場で勝ちが確定し、倍率1倍でチップが払い戻されるルール。イーブンマネーをしない場合、ディーラーがBJの時は引き分けとなり、賭けたチップしか戻ってきませんが、ディーラーがBJでは無い時は倍率1.5倍でチップが払い戻されるので、ディーラーがAの時に、どうしても勝利を確定したいときに使うと良いと思います。（このルールが無いカジノもあります。）

　自分がラスベガスに行ったときは、MGMにブラックジャックのビデオゲームがあって、全く言葉を喋ることなくゲームに興じることができました。ただマカオでもけっこう必死で探しましたが、ブラックジャックのビデオゲームは無く、ブラックジャックをやりたい場合はどうしてもテーブルでの勝負になります。テーブル自体もバカラが主流で、ブラックジャックは少ないので頑張って見つけてみて下さい。

５．勝利する
　長々と書いてきましたが、後は勝負に勝つだけです。
　ギャンブルは手持ち金額が多いほうが、有利に勝負ができるので、手持ちの金額が多くない方はミニマムベット（最低掛け金）が低い台を選びましょう。今回のゴールデンドラゴンは100HK$でしたので、マカオでは最低レベルのミニマムベットだと思います。最低ベットが100HK$でも、最高は3000HK$くらいまで賭けられますので、庶民的には充分だと思います。

　ギャンブルの特性として、カジノのスロットマシンや、日本のパチスロ等もそうですが、通常時は少しずつ減っていき、ボーナスである程度一気に増やす、というのがセオリーだと思います。ブラックジャックも同じような感じで、通常時はモミモミでちょっとずつ減っていくけど、自分が有利な時に「ダブルダウン」や「スプリット」を実行したり、「ブラックジャック」が成立して1.5倍の払い戻しで勝った分が浮いている、というのが勝ちのパターンと思います。

　あとは今回の勝利の中ではゲームの「流れ」を読んで、ベットするチップを上下させることをやっていました。
「流れ」は信じる人と信じない人がいるのでオカルト的になるかもしれませんが、ディーラーに運がありそうなときは、ある程度連続して全然バーストしないとか、20とか21とかになるとか、モリモリとむしり取られるときがあります。また、同じテーブルに人が増えた時にどのような動きをするかわからないので、そんなときはベットを下げて様子見。
　ディーラーがバーストし出したり、自分の手札にAとか絵札がくるようになってきたら、少しベットを上げて勝負に出ます。もちろん逆の結果になることもあるのですが、同じ額をダラダラとかけているよりも、ギャンブルやっている感が出て良いのではないかと思います。

　こんな勝負の仕方で、今回は旅行費用＋αくらい勝つことができました。打ち止めツアーとしては万々歳の結果です。これまでカジノに預けてきた金額よりは少ないですが、腹八分目で満足しています。

番外編．戸惑いルール
　ブラックジャックでテーブルに座っていると、運の良いプレイヤーに乗っかって自分のチップを置く人がいます。これは勝ち馬に乗っかる的な感じなのですが、言葉も良く分からないし、スプリットやダブルダウンがしづらくなるので、正直勘弁してほしいところですが、勝っていると乗っかってくるので愛想笑いでやり過ごすのみ。でも勝って仲良くなったりもあるかもしれません。

以上です。カジノではやっぱり勝てると楽しいです。なんとなくカジノに行って負けてしまうより、勝つための準備をして勝ちを目指してみてはいかがでしょうか。ブラックジャック、お勧めです！

※本記事は2016/5時点の情報です。ご利用の際にはご自身でのご確認をお願いします。